フロンガスについて詳しく知ろう!業務用エアコン工事のナナマルグループ
フロンガス
フロンガスとは、水素や炭素、さらにフッ素や塩素等の多くのハロゲンを含む物質で、
1920年代に冷媒ガスとして開発されました。
それまで冷媒ガスとして使用されていたアンモニアに比べてとても取り扱いやすく、
20世紀中盤では非常に多く使用されていました。
フロンガスは、どのようなものに使われているのでしょうか?
フロンガスが使われているものとしては、冷蔵庫・エアコンの冷媒や断熱材、
車のエアコンの冷媒や断熱材も同じように使われています。
工業製品の洗浄用・プリント基板等の洗浄の洗浄剤としても使われています。
断熱材・ウレタンフォームなどの発泡用の発泡剤としても使われています。スプレー缶などの噴射剤などもそうです。
こういったものの中でも、古いものには、有害なフロンガスが使われている可能性が高いので、
そういったものは、しっかりと回収してもらうことが必要になります。
フロン回収破壊法
1995年末に、オゾン層破壊物質である、有害なフロンの生産は全廃されました。
ところが、それまでに生産され、冷蔵庫やエアコンの内部で冷媒として使用されているフロンガスが、
地球上には、まだ存在しています。
2001年に「特定製品に係るフロン類の回収および破壊の実施の確保等に関する法律」(フロン回収破壊法)
というような規制があっても、なぜ回収されないのかというと、
回収業者を通さず、不法投棄していることです。
不法投棄によって、廃棄された電化製品などから、フロンガスは、そのまま大気中に放出されています。
あるところでは、フロンを回収しないまま、プレスしてしまうというところも増えているようですよ。
このような冷蔵庫、エアコン等の廃棄方法をやめ、フロンガスを回収していくように対策を考えていかなければなりませんね。
環境への影響を減らした「代替フロン」は有効?
従来のフロンガスは、先述したように環境に大変な悪影響を及ぼすガスであることが分かっています。
そこで、フロンガスと同じにように使用しても環境に悪影響を及ぼしにくい「代替フロン」というガスが開発されました。
代替フロンには「代替フロンHCFC」と「新代替フロンHFC」の2種類があります。
ちなみに従来のフロンガスは「特定フロン」と呼ばれています。
▶︎代替フロンHCFC
「代替フロンHCFC」は特定フロンに比べてオゾン層を破壊しにくい反面、温室効果は高く、
二酸化炭素の10000倍もの温室効果があります。
使用している製品にはオゾン保護のラベルが貼られているため、温暖化への影響がわかりにくくなっています。
▶︎新代替フロンHFC
さらに改良されて、オゾン層を破壊しにくく、温暖化効果も低くなったガスが「新代替フロンHFC」です。
しかし、開発当初の見通しよりもかなり温室効果が高くなってしまい、期待していたような効果は得られていません。
このような比較的地球環境に優しい代替フロンは、
特定フロンの代わりに日本でも冷蔵庫やエアコン、発泡剤などに使われてきました。
しかし、代替フロンも環境に配慮されて開発されたガスとは言え、
特定フロンと同じく二酸化炭素に比べて地球温暖化効果がかなり高い「温室効果ガス」です。
どちらのフロンにしても温暖化効果は高いので、
代替フロンについても製造、使用ともに中止すべきだ、と言う声が出てきています。
自分でできることもあるとはいえ、注意点も多く手順を間違えると故障の原因になってしまいかねないエアコン掃除。
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