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形状・能力・効率面から見た業務用エアコンの選び方について説明します。

▶︎業務用エアコンの選び方の重要ポイント①

業務用エアコンの選び方には２つの重要ポイントがあります。

まず第一の業務用エアコン選び方重要ポイントは、

設置場所に合った業務用エアコンの形状（タイプ）を決めることです。

店舗や事務所などで、

エアコンの風がうまく当たらない・当たり過ぎる・邪魔になる・見苦しく室内のデザインを損なう、

などの問題が出るのは設置場所に適した業務用エアコンを選定してないことが原因です。

また事務所などでレイアウトが頻繁に変わる場合にはそれに適したエアコンを選ぶ必要があります。

既存のエアコンを交換する場合には同様の形状を選定することが前提にします。

・天井カセットタイプ

業務用エアコンの主流形状です。

天井に埋埋め込むタイプで天井はフラットですっきり収まります。

部屋の大きさや形状により、４方向吹き出し型・２方向吹き出し型・一方向吹き出し型から選びます。

２方向吹き出しは細長い部屋、１方向吹き出しは下がり天井や高い天井など

部屋の形状に適したものを選部ことが出来るので、部屋全体に風を送ることを可能にします。

・天井吊型

天井吊型は埋め込まずにそのまま天井に取り付ける形状なので、

取り付け費も天井カセットタイプよりも安価で後施工も容易です。

見た目もお洒落なので飲食店・アパレル店などでもよく選定されます。

・壁掛け型

家庭用のエアコンと同じ形状ですが、設置費が安く音も静かです。

小規模の事務所・店舗などに向いています。

・床置き型

床に置くだけなので設置は最も安く抑えられます。

メンテナンスも楽なので手軽に設置できる形状です。

・ビルトイン型・天助埋め込みダクト型

本体から離れた場所の天井に設置する形状です。

吹き出し口を複数設置できるので個室の多い事務所やホテルなどの空調に適しています。

▶︎業務用エアコンの選び方の重要ポイント②

第２の業務用エアコン選び方重要ポイントは適切な能力の業務用エアコンを選定することです。

エアコンの能力は馬力で表されます。

10坪程度の事務所などでは1.5~1.8馬力程度の業務用エアコンが一般的ですが、

人が密集する商店や作業場などでは2.3馬力の能力を選定する必要がありますので

専門技術者に確認してもらった上で選定する必要があります。

正確に必要な馬力を算定するには室内の人員・熱貫流率などから計算する必要があります。

設置場所に適した形状の業務用エアコンを選ばないと故障やトラブルの原因にもなります。

適した能力の業務用エアコンを選定しないと

冷暖房温度調整がうまくいかず電気代が必要以上にかかったり、

負荷が多くかかり機器の寿命も短くなります。

２つの重要ポイントをよく考慮しながら専門技術者にも確認の上、

正しい業務用エアコンの選定をすることをお勧めいたします。