エアコンの買い替えで電気代に差がでる!
エアコンの旧型と新型では消費電力が大幅に異なるため、新型のほうが電気代を削減することができるのは
みなさんなんとなくご存知かもしれませんが、実際にどのくらい削減できるのか。
約15年前のエアコンの消費電力は1080Wのため、1時間あたりで約29円分の電気代が発生します。
反対に新型のエアコンの消費電力は605Wで、1時間使用しても約16円となります。
エアコンを約6時間使用した場合、旧型では約174円、新型では約96円とおよそ2倍も差が生じるのです。
旧型のエアコンを使っている方でエアコンの使用頻度が高い場合は、
新型のエアコンにしたほうが電気代を安くすることができます。
エアコン選びのポイント
エアコンの買い替えには、本体代+取り外し費用+取りつけ費用がかかります。
取り外し費用は約4,000~6,000円で、取りつけ費用は約1~2万円です。
これらの費用は、エアコンの消費電力量(ワット数)によって変動します。
エアコンを選ぶ際は、以下のみっつに注目をしてみてください。
1.部屋の間取り(畳数)で選ぶ
設置する畳数とエアコンの能力が適当でないと、
エアコンを稼働させても温度が上がらない・電気代がかかりすぎるなどといったトラブルが生じることがあります。
エアコンのカタログ内に記載されている「畳数の目安」で、
冷暖房機能が8~12畳とあった場合、木造住宅では8畳・鉄筋コンクリート造では12畳がおすすめです。
2.性能で選ぶ
エアコンには、除湿機能や自動でエアコン内を掃除する機能、自動で人のいる場所に冷暖房を送る人感センサーなどがあります。
窓に結露ができやすいため、除湿をしたい・つねにエアコンをきれいな状態に保ちたい
などといった目的に合わせて選ぶとよいでしょう。
3.室内機と室外機の設置場所で選ぶ
エアコンを設置する際は、コンセントの近くに設置する必要があります。
そのため、エアコンの近くに開閉式の棚などがあると、
エアコンがあることによって扉が開閉できないといったトラブルが起きるかもしれません。
また、室外機の種類によっては広めのスペースが必要となるため、
室内機だけでなく室外機の設置場所も確認しておきましょう。
中古エアコンへの買い替えもアリ!
メーカーによっては中古から選ぶことでお得になる場合もあります。
中古であっても比較的新しい機種を扱っているメーカーもあるため、
新型は費用が高そうで手が出せないという方は一度チェックしてみてもいいかもしれません。
また、中古エアコンでも新型とさほど性能が変わらない機種もあるため、
なるべく安い機種がよいが性能も気になるといった方にはおすすめです。