仕事で家にいない場合
次に仕事などで外出する場合、エアコン暖房をつけっぱなしが良いのかどうかを考えてみましょう。
ダイキンの実験では、この時間帯に「2時間の外出をした」という想定で、
睡眠時間や外出時にはエアコン暖房を消すという想定になっているのです。
つまり、2時間の外出になると、エアコン暖房を消したほうが、つけっぱなしよりも電気代は節約できるという結果なのです。
また、この実験では仕事で外出するような長時間の外出は想定されていませんが、
2時間の外出でエアコン暖房を消すほうが安くなるというのは注目。
しかし、家族で住んでいる場合など、家を空ける時間が長くなければ、
エアコン暖房をつけっぱなしでもほぼ変わらないと言えるのです。
そのため、自分の家族構成を考えたうえで、
エアコン暖房をつけっぱなしにするかどうかを考えるのが、電気代を節約するポイントになりますよ。
エアコン暖房の電気代を節約するポイント!
◆外出時に部屋を空ける時間を考慮する
エアコン暖房で電気代を節約する最初のポイントが、部屋を空ける時間。
ダイキンの実験結果から30分くらいであれば、エアコン暖房をつけっぱなしのほうが電気代を節約できることが分かりました。
つまり、部屋から出るときは、自分がどのくらいで戻れるのかを考えて
エアコン暖房をつけっぱなしにするかどうかを決める必要があるのです。
例えば、コンビニなどに買い物に出かける場合、ちゃんと考えてから出かければ、すぐに戻れますよね。
必要もないのにお店であれこれと考えるよりも、
家で何を買うのかなどを考えてから出かければ、エアコン暖房をつけっぱなしのほうが節約になるのです。
外出時にエアコン暖房をつけっぱなしにするかどうかは、自分がどのくらいで戻れるのかを考えたうえで決定。
そして、早く戻れるようであれば、工夫をしてから出かけることでエアコン暖房の電気代を節約できるのです。
◆外気温との差があるとき
外気温とエアコン暖房の設定温度に差がある場合、エアコン暖房の消費電力は大きくなってしまいます。
そのため、外気温とエアコン暖房の設定温度に差がある場合、
少し長めの外出時でもエアコン暖房をつけっぱなしのほうが電気代を節約できることもあるのです。
実際にどのくらいの温度差が目安になるのかは難しいところですが、ダイキンの実験が行われたときの気温は7.8度。
そして、エアコン暖房の設定温度が24度なので、その温度差は「約16度」となります。
冬場には気温がもっと下がることもあるでしょう。
ですから、温度差が大きくなる場合には外出時間などを考えたうえで、
エアコン暖房をつけっぱなしにしておくというのも良い判断になりますよ。
◆エアコンと別の家電などをセットで使おう
エアコン暖房はこたつなどと組み合わせて使うと、電気代が節約できることがよく知られています。
エアコン暖房をつけっぱなしにする場合でも、
エアコンを自動運転にしてこたつなどと組み合わせて使えば、より節約になるのは言うまでもないでしょう。
窓の断熱なども電気代を節約するためには重要。
また、長時間の外出前にはエアコン暖房の代わりにファンヒーターのような短時間で
狭い範囲を暖められる暖房器具を使うなど、工夫をすることで電気代はより節約できます。
つまり、エアコン暖房をつけっぱなしにして節約することも良いですが、
それ以外の方法も上手に取り入れて、臨機応変に対応することも大切なのです。
◆まとめ
エアコン暖房をつけっぱなしにするほうが電気代を節約できるかどうかについて、詳しく解説してきました。
外出時にエアコン暖房をつけっぱなしにするかどうかは、外出時間によって変えることが重要ですよ。
また、エアコン暖房のつけっぱなしで電気代を節約することも大切ですが、
ファンヒーターを使ったり窓を断熱したりするなど、エアコン以外の面に気を配ることもポイント。
電気代を節約したいのであれば、様々なことを見直してみましょうね。
自分でできることもあるとはいえ、注意点も多く手順を間違えると故障の原因になってしまいかねないエアコン掃除。
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