蒸し暑い日本の夏には、やはりエアコンの稼働が欠かせないものです。
梅雨時期に入ると、除湿などの設定でエアコンを稼働させ始める人も多いのではないでしょうか。
お部屋全体を涼しくしてくれる便利なエアコンですが、適切に掃除をしておく必要があります。
ホコリが溜まりやすいフィルターの掃除も含めて、
みなさんはどのぐらいの頻度でエアコンを掃除する必要があるかご存知でしょうか。
エアコンの適切な掃除はホコリはもちろんのこと、カビの除去にもつながります。
では早速エアコン掃除の頻度について解説してみましょう。
▶︎エアコン掃除の頻度
エアコンのフィルターの掃除は稼働するシーズンの直前に行う方が多いようです。
エアコンはしばらく開けてから久しぶりに稼働すると、確かにホコリっぽい臭いが流れてきます。
このタイミングでフィルターに掃除機をかけたり、水洗いをする方が多くいらっしゃいます。
確かに稼働の直前に掃除をすることは大切なのですが、
その後次のシーズンまで掃除をしない方も多いのです。
手入れの頻度としてはこれでは少なく、
特に結露が溜まりやすい梅雨などのシーズンはカビの発生を招きかねません。
エアコンの稼働時期には、半月程度の間隔でフィルターを確認、掃除をすることが理想です。
しかし、エアコンの位置によっては脚立を用意したりと時間を要するのも事実です。
そこで、エアコンクリーニングをプロにお願いをする、というのも1つの方法です。
プロへの依頼は年に1度程度が理想の頻度でしょう。
特にハウスダストやカビが気になるお子様が居る世帯、
屋内で喫煙をする習慣がある方は定期的にプロにお任せすると良いでしょう。
プロに依頼をする場合、通常個人では掃除をしにくい部分も行ってくれます。
では、どのような方法でエアコンの洗浄が行われるのでしょうか。
▶︎プロに依頼する
プロがエアコンの掃除を依頼された場合、エアコンのフィルターはもちろんのこと、
その奥や吹き出し口なども入念に洗浄をします。
プロはエアコンの外せるパーツは一旦すべて外すことが出来るので、
カビなどの確認も徹底して行ってくれるのです。
特に長期間掃除が成されていないケースですと、
掃除機でいきなり掃除をしてしまうと部屋中にカビやホコリが舞ってしまい、
ハウスダストの原因をばら撒くことになってしまいます。
そのため、部屋の中もエアコン本体にも一定のカバーを行い、高圧洗浄を行うことが一般的です。
エアコンの状態によってはオプションとして室外機も掃除してくれます。
室外機は常に外気に晒されているので汚れていることが多く、害虫が入ってしまうケースもあります。
そのまま放置しておくと故障の原因になるので、
こちらも定期的にプロの掃除を依頼すると良いでしょう。