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暑い?寒い?適温になるには!?〜業務用エアコン工事のナナマルグループ〜

ちゃんと設定温度になってる?

エアコンの温度設定を適温にしたけれど、、まだまだ寒い!(暑い!)と感じる人もいると思います。

それにはいくつかの原因が考えられます。

室温が設定温度になっていない

エアコンで設定した温度と、実際の室温は別です。設定温度はあくまで目標です。

必ずしもそのとおりの温度になるとは限りません。

エアコンは適温を目標にしてがんばっているけど、実際にはその目標に届いていないことがあります。

それは暖気(冷気)が外に逃げていってしまうからです。

たとえどんなに暖めて(冷やして)いても、その一部は外に逃げてしまっています。

逃げ道をきちんとふさいでいないとエアコンの効きが悪くなってしまうのです。

その逃げ道のなかでいちばん影響が大きいのが窓です。

エアコンの効率を悪くする原因の48%が窓なのです(壁19%、換気17%、床10%)。

窓やカーテンでしっかり保温でないと、暖気(冷気)が外にどんどん逃げてしまいます。

特に要注意なのはカーテンが↓のような状態になっている人です。

▶︎向こう側が見えるくらい薄い

▶︎サイズが合っていなくて窓ガラスが見える

▶︎床との間にスキマがある

その他にも壁や床にも原因があるかもしれません。

設定温度どおりの室温になっていない場合はいろいろ原因を探ってみると良いでしょう。

体感温度が変化している

人が暖かい・涼しいと感じる要因は温度だけではありません。

たとえ同じ温度だとしても、湿度がどれくらいか、風があるかによって温度の感じ方は変わってきます。

これを表したのが体感温度です。

例えば、室温が25℃、湿度50%、風無しのときの体感温度は23.2℃です。

これが湿度70%になると体感温度は24.4℃になります。

室温は変わっていないのに体感温度が1.2℃も上がります

そよ風(風速2m/s)が吹くと体感温度は19.3℃になります。

室温は変わっていないのに体感温度が3.9℃も下がります

温度が適切だとしても、湿度や風速によって快適でないと感じてしまう可能性があるのです。

これを逆手にとって以下のような対策をすると、効率よくエアコンを使うことができます。

節約に役立つかもしれないので試してみましょう。

◆暖房の場合

加湿器で湿度を上げる

人に風があたらないように向きを変える

◆冷房の場合

人に風があたるように向きを変える

温度・湿度を確認しよう

快適に過ごすためには、温度と湿度、両方のコントロールが重要です。

コントロールをするための第一歩は、まず現状を知ることです。

例えば、エアコン暖房で適温に設定しているのに寒い!と感じた場合。

暖気が漏れてしまって適温になっていないのか、それとも湿度が低くて寒く感じているのかで対策が全然違います。

現状にあわない対策をしても効率が悪いだけです。ムダにお金を浪費してしまいます。

設定温度を上げても室温が上がらないことに気付くことができれば

「暖気が漏れているのかも?」と現状に合った対策を考えることができます。

1000円くらいで買えてしまう温湿度計もたくさんあります。

部屋が適温にならずに悩んでいる人、寒がり・暑がりの人は、購入して計ってみてはいかがでしょうか??

エアコンで設定した温度にならない、エアコンの効きが悪いということであれば、

まず窓から暖気・冷気が逃げるのを防ぎましょう。

エアコン効率が上がれば電気代が節約できます。

省エネグッズを購入したとしても、数ヶ月で回収できるかもしれません。

 

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