エアコンにはカビが生えやすいものですが、ちょっとした工夫をすればカビの繁殖を防ぐことが可能です。
以下にカビの防止に効果的な裏技をいくつか紹介しますので、ぜひ実践してください。
冷房使用後は暖房/送風運転をする
原因の詳細でも説明した通り、エアコンの冷房機能を使用すると、結露が発生してエアコン内部の湿度が上がってしまいます。
それを防ぐために効果的なのが、暖房または送風運転です。
冷房機能を使った後はすぐに電源を切らずに、30分~1時間ほど暖房または送風運転をしましょう。
これによってエアコン内部が乾燥され湿度が下がるため、カビ菌の増殖を防いだり死滅させたりする効果があります。
室内の換気をする
カビの繁殖条件の1つが汚れやホコリということは上記で説明した通りです。
エアコンは使用するたびに、室内に浮遊しているホコリがフィルターに溜まっていくので、
窓を開けたり換気扇を回したりしてこまめに換気をし、部屋の汚れを外に追い出すことでカビ対策に繋がります。
よって、天気がいい日には積極的に窓を開けて換気を行い、部屋の空気を新鮮なものに入れ替えましょう。
空気をきれいにするだけでなく、湿度を下げる効果もあります。
室内の湿度を下げる
室内の湿度が高ければ高いほど、室内の空気を吸い込むエアコンも、内部の湿度が上がってしまいます。
特に冷房を頻繁に使用する梅雨から夏にかけて、
湿度が高くなる傾向にあるので、できるだけ室内の湿度を下げるようにしましょう。
また、賃貸アパートやマンションなどの集合住宅では、
機密性が高いため一戸建てよりも湿度が高くなる傾向にあるため、特に注意が必要です。
室内の湿度を下げる具体的な方法は以下の通りです。
◆料理中は換気扇を必ず点けて水蒸気を外に逃がす
◆市販の除湿剤を部屋に置く
◆窓を開けた状態で扇風機を使い外に空気を逃がす
どれも簡単にできることなので、気づいたときにこまめに行うようにしましょう。