株式会社ナナマルグループ

業務用エアコン設置について

▶︎設置方法による違い

業務用エアコンの種類について話をするときに、
シングルやツインなどという言葉が出てきますが、
これは設置方法の違いのことをさしています。
その種類によって相場も変わってくるので理解しておいた方がいいですね。

・シングル

室外機と室内機、リモコンがすべてセットになったシンプルなタイプのことです。
相場で見ると7~12万円程度のものが多いです。

・ツイン

室外機が1つで室内機は2つあるものをさします。ツインの中でもさらに2種類あります。
同時ツインとは1つのリモコンで操作するもの、
個別ツインとは2つリモコンがあって個別に操作できるものをさします。
相場で見ると15~20万円以上とシングルと比較して割高です。

・トリプル

室外機1つに対して室内機が3つあるタイプのものです。
ツイン同様、同時トリプルと個別トリプルとに分類できます。

・ダブルツイン

室外機1つに対して、室内機4つ設置できるタイプの業務用エアコンのことです。
オフィスのスペースや従業員の人数によって、適したものが変わってきます。

 

設置場所との関係

上で紹介した設置方法を選ぶにあたって、どこで使用するかを念頭に入れる必要があります。
例えばオフィスが2つの部屋に分かれている場合を検討します。
この場合ツインが妥当ではありますが、同時ツインにすると使えるリモコンは1つだけです。
リモコンのない部屋の場合、自分の意思で室温調整ができなくなります。

 

▶︎業務用エアコンの取り付け相場

業務用エアコンも一般家庭用と同様で、専門業者にお願いして取り付け工事を依頼します。
本体価格とは別に取り付け費用も発生します。

一般的な壁掛けエアコンの場合、新規設置で10~15万円程度、
入れ替え工事の場合5~10万円前後が相場といわれています。
天井埋込型の場合、新規設置が20~30万円前後、入れ替えで10~20万円程度が相場です。
新規で設置する場合、ダクト配管の設置工事なども加わります。
既存の入れ替えと比較するとその分、どうしても費用がかさんでしまうのです。
業務用エアコンを取り扱っている業者の中には、
本体価格は安くても工事費用を高くすることで調整しているケースもありますので、
見積もりを取ってその内訳を比較、確認しておいた方がいいです。

 

▶︎中古の業務用エアコンを購入

業務用エアコンを購入する場所として、リサイクルショップもあります。
ほかの商品同様、新品よりも安く購入できるのが魅力ですが、
新品と比較して使用している分、不具合も発生しやすいので注意しましょう。
もし中古を購入するのであれば、年式をチェックすることです。
どんなに見た目が良くても10年以上も年式落ちしているエアコンはお勧めできません。
現在のエアコンと比較して、消費電力も多いです。
電気料金が余計にかかるので、
ランニングコストを考えると損をするかもしれないので注意が必要です。