真夏の蒸し暑い時期、真冬の寒さなど室内で快適に過ごすために空調設備が必要です。
空調設備が整っていないと、居心地の良い空調はつくれません。
また、設備は室内の規模や環境に合わせて選ぶのが一般的です。
▶︎家庭用と業務用
空調設備は、家庭用と業務用があり、環境に合ったタイプを選択するのが基本です。
家庭には家庭用のエアコン、レストランやショップ、
オフィスは業務用のエアコンを選ぶとムラがなく効率が良くなります。
広いスペースや天井の高い場所に家庭用エアコンを設置すると、
隅々まで風が行き渡りにくくなるおそれがあるので、規模に合わせて選ぶのが適切です。
空調工事には新規設備や増設、移設、撤去工事などさまざまな内容があります。
空調設備を設置するために工事は必須です。
▶︎空調工事の流れ
空調工事は、まずマスキングから始まります。
養生しないで作業をすると、まわりが汚れてしまうおそれもあるので要注意です。
次に配管用の穴を開けます。
暖かい空気と冷たい空気を循環させるために、結露が発生しやすくなります。
それを排出させるために配管はなくてはならない存在です。
配管用の穴を開けたら室内に本体を設置します。
室内機設置の際はアースつきコンセントが必要です。
ない場合はコンセントの増設が必要になる場合もあります。
次におこなわれるのが室外機の設置です。
室外機を置く場所は平らでなければなりません。
次に真空引きをします。
配管内を真空状態にしなければなりません。
配管内に異物が入っていると故障の原因になる場合もあります。
▶︎空調工事の費用
空調工事の費用は家庭用と業務用で異なり、設備の種類によっても費用に差があります。
家庭用の工事費用は約1万円から2万円程度です。
業務用天井カセット型は約12万円から30万円程度、
業務用天井吊り型は約11万円から25万円程度、床置は約10万円から20万円程度になります。
設備を設置する時は、空調工事のサービスをおこなっている業者を利用します。
業者を選ぶ際は空調工事を得意としていることを確認しておきましょう。
また、料金やオプション、作業の流れなど隅々まで情報をチェックしておくことも大切です。
空調設備は一般住宅、オフィス、ショップ、飲食店など環境によって選ぶのが基本です。
また、家庭用と業務用、種類や規模によって工事費用が異なります。
業者を選ぶ際は、空調工事を得意としていることをチェックしておきましょう。
情報をリサーチしておくことも大切です。