エアコンを効率よく利用できる環境方法とは!?〜業務用エアコン工事のナナマルグループ〜
エアコンが部屋を涼しくする仕組みと室外機の重要な役割
暑い夏にエアコンがどうして部屋を冷やすことができるのか、ご存知ですか?
その仕組みは、まず室内機が部屋の空気から熱を取り除き、熱が取り除かれた涼しい空気を室内機が再び部屋に送り込みます。
これを繰り返すことで、どんどん部屋の空気は涼しくなっていくというわけです。
室内で取り除かれた熱を運んでいるのは室内機と室外機を結ぶパイプを通っている「冷媒」と呼ばれる物質です。
取り除かれた熱はこの冷媒に乗せられて運ばれ、室外機で屋外に放出されます。
そのため室外機周辺の外気温が何らかの原因で高くなりすぎる(外気温と冷媒の温度差が小さくなる)と、
冷却効率が低下してしまい、エアコンの「効き」が弱くなってしまうことがあるのです。
室外機が設置されることが多いベランダは、設置状況や気象条件によっては45℃近くの暑さになることがあります。
7月から既に厳しい暑さが続く今年の夏、エアコンの「効き」が弱いのでは?と感じる前に、
一度室外機の周辺環境の点検・見直しをしてみることをお勧めします。
〜エアコンの性能を引き出す環境整備〜
①室外機の周辺環境の点検・見直しにおけるポイント
1. 室外機の日除け
~室外機は日陰に設置するか、日除けで直射日光を防ぐ~
夏、室外機は日陰に設置するか、室外機から1mほど離れたところに、
植木を植えたり、すだれをたてかけるなどして日陰を作ってあげましょう。
ただし、室外機を板で囲ったり、すだれをかぶせた時に吹き出し口をふさいでしまわないよう十分な注意が必要です。
2. 室外機吹き出し口
~室外機の吹き出し口をふさがないようにする~
エアコンの運転中、部屋の中の熱を、部屋の外に捨てるために室外機は常に放熱をしています。
そのため室外機の吹き出し口付近やその周囲にものを置いたり、カバーで覆ってしまわないよう注意しましょう。
室外機の前を通ると、熱風が吐き出されていることが気づく方も多いと思いますが、
吹き出し口がふさがれると、放出した熱風を再び吸い込んでしまうことで、冷却効率が著しく低下します。
室外機の前はスペースを空けてできるだけ風通しをよくし、スムーズに空気が循環できるようにしましょう。
よく見かけられる室外機用カバーなどは、放熱をさまたげることになり余分な電気を使用します。
冷房使用時は、なるべく外すことをお勧めします。
室外機の周辺環境の点検・見直し以外にもエアコンの性能を引き出すためにできる工夫はいろいろあります。
②太陽の熱をさえぎる
1. 「よしず」や「すだれ」を活用
~部屋の外で熱をさえぎる~
太陽の熱をできるだけ部屋に入れないためには、部屋の外からさえぎるようにしましょう。
日射しの当たる窓の外に「よしず」や「すだれ」を設置すると、
それだけで熱が遮断され、部屋の温度上昇を抑える効果があります。
ヘチマやゴーヤ、朝顔などのツルのある植物で「緑のカーテン」を作るのも効果的です。
植物で作った「緑のカーテン」は、日射しをさえぎるだけでなく、
葉っぱの水分が蒸発するときに空気の熱を奪うためすずしい風を感じることができます。
2. カーテン、ブラインドを活用
~部屋の中で熱をさえぎる~
太陽の熱を部屋に入れない一番簡単な方法は、カーテンやブラインドをしめることです。
これで窓から日ざしが入って部屋の温度が上がるのを防ぐことができます。
この時、カーテンやブラインドの色は、光と赤外線をはね返してくれる白色や遮光タイプのものを選ぶと効果的です。
ちなみに黒などの濃い色は、太陽の熱を吸収して、逆に部屋を暑くしてしまうことがあります。
窓ガラスに熱をカットするフィルムを貼るのも効果的です。
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